独特の粘りと食感があるネバネバ食材。
このネバネバには、免疫強化など夏バテ防止に役立つ成分が入っているんです。
ネバネバ食材の代表といえば、納豆ですね。
納豆についてはこちらでまとめています。
ねばねば野菜の代表とその他種類と驚きの効用をご紹介します。
ねばねば野菜、その1 オクラ
アフリカ原産のアオイ科の野菜です。
収穫後も成長を続けていくので、先端の方からだんだん筋張り固くなっていきます。
オクラはペクチンが豊富で、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムなどを含みます。板ずりしてからゆでると、より食べやすくなります。
ねばねば野菜、その2 ジュンサイ
ジュンサイは、沼や池に自生するスイレン科の植物で、世界各地に広く分布していますが、食用にしている地域はと日本くらいです。
沼底に根を張り、そこからたくさんの茎を伸ばし、水面に楕円形の葉を広げます。
収穫期は5月上旬〜8月下旬です。
若芽はぷるんとした独特のぬめりがあり、日本料理で食材として珍重されます。
利用メニューは酢の物・吸い物・鍋料理・天ぷらなどです。
ねばねば野菜、その3 モロヘイヤ
中近東が原産地であるモロヘイヤは、砂漠地でも生育する生命力の強い野菜。
エジプトでは5000年以上前から栽培されていて、難病を抱えどんな薬を飲んでも治らなかった古代エジプトの王様がモロヘイヤのスープを飲んで治ったことから「王様の野菜」とも呼ばれています。
モロヘイヤは非常に高いβ-カロテンの含有量を誇り、ビタミンCやE、カルシウム、カリウム、ペクチンも豊富です
調理法は、葉を茹でてから包丁で刻むとぬめりが出てくるので、出汁でのばして豆腐やきゅうりにかけたり、そのままスープに入れます。天ぷらもおススメです。おひたしや炒め物、スープなどに使えます。
ねばねば野菜、その4 里芋(さといも)
ねばねば野菜、その6 自然薯(じねんじょ)
ねばねば野菜、その7 金時草(きんじそう)
ねばねば野菜、その9 明日葉(あしたば)
出典:Yahoo!ショッピング
房総半島から伊豆諸島、紀伊半島の太平洋岸に自生する日本原産種の山野草です。サプリメントとしても利用されています。
「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」ことから明日葉と名付けられたほど丈夫な野菜です。
明日葉はβ-カロテン、ビタミンC、E、B群、カルシウム、カリウム、鉄などが豊富で、油との相性が良いので天ぷら・スープや炒め物に向いています。
ねばねば野菜、その10 オカワカメ(雲南百薬)
南アメリカ原産とされるツルムラサキ科の野菜です。別名「雲南百薬」といわれるほど栄養豊富で気温や湿度が高い場所で成長します。。宮古島などで栽培されています。
調理法はさっと茹で、おひたしや白和えがおススメです。
ねばねば野菜、その11 おくらの新芽
ねばねば野菜、その12 丸オクラ(島オクラ)
調理は湯がいたり、サラダにしたり、もずくなどと和えのがおススメです。
ネバネバ野菜は夏バテ予防に役立ちます
オクラやモロヘイヤ、明日葉などのネバネバ野菜は、栄養価が高く、胃腸の粘膜を保護する成分を含んでいるため、夏バテ対策に効果的です。夏バテ予防や改善には、ビタミンB群やミネラルをバランスよく摂取することが大切です。特にたんぱく質やビタミンB1は疲労回復に役立ちます。
ネバネバ野菜のねばねばのもとは
ねばねばのもとは食材によって異なります。
モロヘイヤ・山芋・オクラなどの野菜や里芋のぬるぬるはムチンです。
ムチンは粘膜を保護する働きがあり、消化や胃壁の修復を助ける事から夏バテなどで弱った胃や腸を優しく修復してくれ、たんぱく質の分解を助けてくれるため消化促進になり、胃の働きをさらに良くしてくれるます。
またネバネバの成分は保水力に優れているため健康な肌を維持し、細胞を活性化させるため美容や老化予防に役立ちます。
余談ですが、海藻などのネバネバの正体はフコイダンやアルギン酸。
フコイダンは即効性の胃腸保護効果、アルギン酸は疲労回復や成人病予防の効用があります。
まとめ
ねばねば野菜はそのねばねば感から、好き嫌いが激しいようです。
ただ、胃壁を丈夫にして、消化にもいいので、夏バテの回復にはもってこいです。
ぜひ、喰わず嫌いならば挑戦してみてください!
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