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アメリカ南部の家庭料理「ガンボ」はクレオールのソウルフード

ガンボ(Gumbo)は、アメリカ、ルイジアナ州伝統のシチューあるいはスープの家庭料理です。
魚介や鶏肉等をベースに、オクラやお好みの野菜等をケイジャンスパイスで煮込んで作る濃厚でスパイシーな具沢山スープと一緒にお米を添えていただきます。
この州の人々はフランスやスペインの先祖を持っているため、代表的なケイジャン料理あるいはクレオール料理ともいえます。

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ケイジャンスパイスの成分と味は

パプリカ・カイエンヌペッパー・ブラックペッパー・ガーリックパウダー・オレガノ・タイム・塩などを混ぜ合わせたもの。オクラともよく合ます。

ケイジャン料理とクレオール料理とは違うのか?

クレオール Creole料理はフランスやスペインの流れを組んでいて植民地時代の支配階級の料理で、どちらかといえば都会的で洗練された味で、バターやベーコンをいためたルウをベースに、スパイスをたっぷり使います。
ケイジャンCajun料理はミシシッピ経由でカナダからを下ってきたフランス系移民が起源といわれている野性味があり素朴な労働者階級の料理と言われています。小麦粉とオイルを煮詰めたブラウンソースがベースになります。スパイスやハーブが高価だったため、トウガラシを多く使ってホットに仕上げてるともいえます。
とはいえ、今日ではこのふたつは明確な区別はされていなくて、クレオールレストラン、ケイジャンレストランというのも、味というよりもむしろ前者は上品は、後者は庶民的なというニュアンスで呼ばれているようです。区別せずにニューオーリンズ料理、ルイジアナ料理とも呼びます。

日本人に馴染みやすいレシピは

コクのあるルーとご飯の組み合わせは、カレーが国民食である日本にも馴染みやすい味!
セロリやピーマンのようなすっきりとした香りの食材にウスターソースのような酸味を加えた味のバランスが最高!

「鶏肉と牡蠣のガンボ」(食のプロデューサー森枝 幹考案)
細かく刻んだ香味野菜と香り高いケイジャンスパイス、ほろ苦さと濃い旨みのルーにジューシーに焼き上げた牡蠣、ホロホロになるまで煮込んだもも肉を添え、仕上げにネギ、唐辛子とレモンの酸味で、味を整えました。

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