
アイスクリームとソフトクリームはどう違ってどちらがカロリー大なんだろうか?

確かにダイエットに関心がある私としてはカロリーの問題は大きな関心だわ。
アイスクリームとソフトクリームの違いとは?
結論から言うと、食品分類上の違いはありません。
どちらも下記で説明したようにアイスクリーム類になります。
ちなみにソフトクリームというのは和製英語で、
英語では「soft serve ice cream」と言います。
二つの違いを、しいて言えば「空気の含有量」と「製造温度」です。
アイスクリームのほうが、低い製造温度で作られ、
ソフトクリームのほうが空気の含有量が多いわけです。
アイスクリームは、牛乳などを原料にして、
冷やしながら空気を含むように攪拌してクリーム状とし、これを凍らせた菓子の総称です。
この半凍結状態の段階で、コーンに盛ればソフトクリームになります。
アイスクリームにするには、更に凍結させて硬くします。
つまりソフトクリームは出来立ての柔らかいアイスクリームです。
ソフトクリームは出来立てで柔らかいため、機械から抽出(製品温度はー5℃からー7℃)して、
その場で食べるものとして提供します。
アイスクリームは凍結・硬化(ー30℃以下で急速に固め、ー25℃からー30℃で保管)させることにより、お店でも販売できる良い品質を保つことができます。
それぞれ冷たさで味覚の感じ方が違ってきます。
アイスクリームは溶け始めてくると甘く感じるようになります。
アイスクリームはー18℃で、
ソフトクリームはー5~ー7℃で
ちょうどよい味にしているということがいえます。
アイスクリームとソフトクリームのカロリー差は?
広義のアイスクリームは以下のJAS法で、乳脂肪と乳固形分の含有率によって、
ラクトアイス・アイスミルク・アイスクリームと三分類されています。
アイスクリームの分類
区分 | 種類別名称 | 乳固形分 | うち乳脂肪分 |
---|---|---|---|
アイスクリーム類 | アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 |
アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 | |
ラクトアイス | 3.0%以上 | ─ | |
一般食品 | 氷 菓 | 上記以外 |
一番乳成分の含有量が少ない、低脂肪タイプのラクトアイスが一番カロリーが低く、
普通タイプのアイスクリームはラクトアイス以上で、
何れもソフトクリームより高カロリーです。
また、一般食品の氷菓とはアイスバーやかき氷です。
ジェラートやシャーベットとアイスクリームの関係は?
アイスクリームと紛らわしい名称としては、ジェラートとシャーベットがあります。
・ジェラート
ジェラート(Gelato)はイタリア語で「凍った」と言う意味の名前がついたイタリア人の夏には欠かせない氷菓です。
果汁、果肉、牛乳、砂糖、時にはコーヒーや香草などを混ぜた物を凍らせて作ります。
一般的なアイスクリームと比べて空気含有量が35%未満と少なく密度が濃く味にコクがあります。
また、乳脂肪分は4~8%で一般的なアイスクリームの約半分であり比較的低カロリーです。
従って日本の省令ではアイスクリームではなくアイスミルクに分類されます。
・シャーベット
シャーベット(英: sherbet )は、氷菓あるいは「はじけるキャンディー」のことです。
アイスクリーム・ソフトクリームの健康効果
緑茶でうがいして咳が出ないのであれば、
風邪やのどの痛みに、アイスクリーム・ソフトクリームは良いです。
痛みの炎症を抑え熱を取り去ってくれるだけでなく、乳製品の栄養も効果を高めます。
まとめ
アイスクリームとソフトクリームは基本おなじものなんですね。
カロリーは、ソフトクリームのほうが少ないので、
ダイエット中にどうしても食べたくなったら、
アイスクリームではなくソフトクリームがおすすめです。
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